SIRIN LABSと言えば、世界的サッカープレイヤーであるメッシ氏をアンバサダー迎えた事で知った人も多いかと思います。
SIRIN LABSは2017年に170億円にも及ぶ資金調達を行い、世界初のブロックチェーンスマートフォン「FINNY」の開発に着手しましたが、2018年11月の発売に向けて新デザイン、というより最終デザインを発表します。
FINNYはマルウェアやハッキングによる仮想通貨流通を防ぐ為のセキュリティを実装している「セーフスクリーン」を標準搭載しています。
事前の情報通りOSはAndroidをベースにした独自OSである「SIRIN OS」を採用し、次の4つの機能を搭載しています。
1:コールドウォレット内蔵
2:マルチレイヤーの総合サイバーセキュリティスイート搭載
3:トークンコンバージョンサービス(TCS)
4:DAppストア
セーフスクリーンをスライドする事でコールドウォレットの起動が可能で、DAppストアでアプリの購入・課金・その他決済や送受金を安全に行う事が可能です。
これまで仮想通貨売買に際しては、取引所を利用する必要がありましたが、FINNYを利用する事で手軽に売買が可能になります。
この機能が洗練されるに連れて、もしかしたら仮想通貨取引所が廃れる、という時代が来るかもしれませんね。
スマートフォンの開発自体はFIHモバイル(Foxconn International Holdings:鴻海子会社)で行われており、SIRIN LABS自体はコールドウォレットとSIRIN OSの開発という具合に分担しています。
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