ブロックチェーン技術関連のスタートアップ企業であるアメリカのブロック社が、6月18日に独自の仮想通貨である「メトロノーム(MET)」のトークンセールを開始する事を発表しました。
ブロック社の共同創業者であるマシュー・ロスザック会長とジェフ・ガルジック最高経営責任者兼チーフデザイナーがアメリカ情報サイトのコインデスク主催の「コンセンサス・カンファレンス」にて発表を行い、7日間のオークションを行い、800万枚販売する方針を明らかにしました。
METはこれまで誕生してきた仮想通貨の反省点を踏まえ、仮想通貨の運営者を必要としない「自己統治」、発行と供給が不変の「信頼性」、他のブロックチェーン間を自由に行き来可能な「ポータビリティ」の三つの柱を軸にシステム設計がされています。
オークションでは、参加者が適正だと判断した金額でトークンが購入できる仕組みになっており、1ETH(イーサリアム)との等価交換で開始した後、1分毎に価格が低下していき、私募は行わず、参加者に公平な形でトークンの販売が行われます。
METはオークション終了後に、支払い・送金手段として使用可能になり、収益はブロック社に還元されるkとは無く、METの流動性確保の為、ブロック社のスマートコントラクトシステム内に残る設計になっています。
ブロック社は元々2017年10月にトークンセールを行う計画を立てていましたが、開発の遅れにより延期をしていました。
2018年2月のインタビューでロスザック氏は2.5億どる相当のMETの需要があると予測をしています。
ブロック社はブロックチェーンプラットフォームの開発支援を手掛けており、知名度が高い事から、トークンセールによる調達がどれくらいの規模になるのかが注目されます。
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