ここ数日のBTC価格の上昇には目を見張るものがありますね!
ゴリラの様な握力で握り続けているホルダーさんにとっては顔がニヤけるレベルの出来事だと思いますが、各国で規制が敷かれる中何故上がったのか気になるかと思います。
ソロス氏の仮想通貨への参入がジワジワと効いてきたのか? それともロックフェラー家の効果? どちらも違います。
原因はほぼ間違いなくイスラム法のビットコイン容認ニュースが起爆剤で、これによってサウジアラビアやカタールなどの国のファンドが投資しやすい環境になる事が確実視されます。
では実際イスラムの参入にどれくらいの影響があるのかを考えてみましょう。
現在、世界の約23%、人口に換算すると約16億人はイスラム教徒で、大半はアジア太平洋諸国に住んでいます。イスラム法(シャリーア法と言います)は高金利での融資を禁止しており、価格変動の大きさによる損益のマージンがイスラム法に準じた者かどうかが議論となってきましたが、4月10日に発表された論文に「ビットコインは条件付きでハラル(イスラム法に準じたもの)」という結論を導き、その条件とは
1:法的通貨として認められている
2:認められていなくても多くの業者に支払い手段として受け入れられている
この2点です。
厳密にはビットコインというよりはブロックチェーンによる所有権の証明の容易さにより認められた節もありますが、形や経過はどうあれ、世界の25%近くを閉めるイスラム教徒のビットコイン参入のハードルが下がった事から今後はイスラム圏のファンド、投資家による参入が期待でき、それによる相場の上昇が起こるでしょう。
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