海外取引所と言えばPoloniex、Binance、そしてCoinbase等有名な所があり、最近ではQNTUが上場するという事で日本でもLykkeが一躍知名度を上げました。
そんな中、「ポストBinance」として知名度が急上昇している「Bit-Z(ビットジー)」という海外取引所があるのをご存知でしょうか?
今回はBit-Zについて将来性を交えて解説していきます!
Bit-Zにはどんな特徴がある?サービスは?
Bit-Zは上場がとても早く、ワールドプレミア銘柄が多い(世界で最初に上場する銘柄)事から、早い段階でBit-Zに仕込んでおきBinanceやBitfinex等に上場される頃に値上がりを期待する事が出来ます。
特に注目されているWowooも上場するという事で注目されています。
ブロックチェーンより優れていると言われている「DAG(有向非巡回)グラフ」を採用しているTrustNoteも面白いですね。
こういったところから、気になる銘柄があれば最初に上場する可能性が高く、早めに仕込んでおけるのはBit-Zの最大のメリットです。
また、取引手数料に関しては一律0.1%でBinanceと同じ水準になっていますが、大きな違いとしてはBit-ZにはBinanceの「BNBトークン」に該当するものが無い為、手数料が安くならないという点が挙げられますが、これは取引所でも独自トークンを発行するかどうかは取引所次第なので今後に期待ですね。
相対取引が可能
Bit-Zには取引所としては非常に珍しい「相対取引(OTC)」が可能なシステムが存在します。
相対取引は、取引所を間に入れない為手数料が発生せず、仮に大口の取引が発生したとしても市場価格に影響を与える事無く取引が可能です。
ただし、相対取引が可能な銘柄はBTC,ETH,LTC,DKKT,GXS,NULS,MCO,ATMの8種類のみで、決済通貨は
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- USD
- CNY
- DKKT
で、支払い手段は
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- Alipay
- Cashdeposit
- National bank transfer
- Western Union
- Moneygram
- Paypal
- Neteller
- Bank Transfer
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です。
相対取引は元々利用者が少ない取引方法なので、現在はそれほど賑わってはいませんが、やはり手数料がかからないのは魅力で需要の無い取引方法というわけでもないので、Bit-Zの取組次第では普及するかもしれません。
仮に一般化したとして、わたし達日本人がBit-Zで相対取引をする際はPaypalが一般的な決済手段になると思われますが、現状ユーザーが利用する支払手段がAlipayという事からも、少しハードルが高い気もします。
ユーザーによる投票で上場銘柄を決める
Binanceでは月に一度、ユーザーによる投票で上場銘柄を決める「Community Coin of the Month」が存在しますが、Bit-Zでも同じように新しく上場する銘柄をユーザーによる投票で決める制度があります。
Binanceでも好評の制度ですが、このユーザーによる投票で上場銘柄を決める為、需要の無い通貨の上場を防ぎ、取引所内の流動性を高くする効果があります。
当然ユーザーによる投票で上場した銘柄は期待度や需要が高いという事でもあるので、上場後は値上がりが見込めます。
仮にBit-Zを利用しないとしても、大手取引所での上場を前に仕込んでおく、という事も可能です。
気になる運営会社は?
Bit-Zは香港、北京、シンガポールに拠点を置く、中華系の取引所です。
2016年とBinanceよりも前に開設されていますが、実は運営している法人名、所在地、代表者名等の情報は不明となっています。
あらゆる情報が秘密となっている為、いざという時に何かしらのトラブルが発生した時の補償や対応が気になります。
香港のHongKong Bifu Technologyという会社が運営しているという情報が存在しますが、現段階ではあくまでも噂レベルを出ていない為、過信は出来ません。
ただし、Wowooが上場するという事なので、それほど問題のある会社でもないという事も考えられます。
まとめ:Bit-Zの将来性は?
Bit-Zは特に捻った所は無いので、日本でも人気のBinanceやその他海外の取引所を利用した事がある人なら問題なく利用出来ると思います。
実はBinanceには無い通貨も取り扱っているので、現在すぐに利用するという事はなくても登録しておくメリットはかなり大きいと言えます。
ポストバイナンスと噂されているBit-Zですが、2016年から特にトラブルも無く運営されている事から、今後も大きく成長する可能性は高く、抑えておきたい海外取引所の一つである事は間違いありません。
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