ベラルーシ共和国国立銀行がICO(イニシャル・コイン・オファリング)への投資に際して、投資の必要条件を厳格化を検討しています。
また、ICOだけではなく、仮想通貨取引に対しても同じ規制の枠組みの導入が計画されています。
今回の規制は、投資家が資産を失う危険性を可能な限り抑える為に、ICOへの投資に関して基準を満たす投資家のみに許可する方向で調整しています。
投資家はICOへの投資に参加する為に、学歴と職歴の両方が必要になり、2つの条件のいずれか一方でも満たない場合は財産基準を満たす必要があります。
dev.byによると、公認投資家になる為の財産の基準は非常に高く、年収が最低2万ドルか預金額が5万ドルのいずれかをクリアする必要があり、この金額は法定通貨だけではなく仮想通貨資産や有価証券、法定通貨が含まれます。
ベラルーシの2017年の一人当たりの年間世帯収入は3472ドル(約34万円)になります。
この基準は仮想通貨取引にも適用されるとの事で、情報提供者は次の様に述べています。
ベラルースの仮想通貨取引所とICO発行者に間違いは許されない。ベラルーシの投資制度は、形成段階にある。もしベラルーシのICOプロジェクトが市民から資金を調達して、失敗した場合、国全体のスキャンダルになりうる。人々はお金を失うだろう。従って、開発の初期段階では、必要条件を満たした投資家のみに限定するつもりだ
ICOに関しては、監督機関によってさまざまな条件を設定する予定としていて、ベラルーシからの続報が待たれます。
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