日本での購入が不可能となったAugurですが、7月10日にメインネットの立ち上げを行いました。
2015年にICOを実施してから凡そ3年目にしてついに本格稼働となります。
Augurはイーサリアムのスマートコントラクトを利用したプロジェクトで、仮想通貨・ブロックチェーンを利用することで参加者に対して公平なギャンブルを提供する事を目的としたプロジェクトです。
内容はとても簡単で、未来に起こる出来事を予測しお金を賭け、予測した未来が正しかったらお金を獲得出来るというものです。
トークンの販売を2015年に開始して以降3年のメインネットへの移行と言う事で長く感じた人も多かったと思われますが、ここまで時間がかかった背景には仮想通貨の世界で有名な[The DAO]の事件があります。
The DAOが起きてから、Augurはバグやセキュリティを根本的に見つめなおす事にしました。
その象徴、という程の物ではありませんが、現在Augurプロジェクトのバグ探しの管理は、サンフランシスコに拠点を置くHackerOne社が執り行っており、プラットフォーム上の脆弱性については20万ドルの報酬が与えられるとのことです。
この様に慎重にプロジェクトを進めてきた以上、時間がかかるのはある程度仕方のないことなのだとおもいます。
今回のメインネットの開設で更に期待が膨らむAugurですが、問題がないわけではありません。
例えば日本では決済目的に開発されたものではなく、賭博罪が適用される可能性が非常に高く、REPの購入すらできません。
こういった国は他にもある事が予測できる為、大きく値を上げるとすればそれは大分先になるのではないか?とも思えます。
twitterの反応
仮想通貨技術でいうと、Augurには注目してる。スマートコントラクトを利用した、管理者のいないブックメーカー(予測市場)プロジェクト。国が解散しろつっても中心的サーバーがないからできない(たぶん)。最近メインネットに移行して実装間近らしい。中間コストがとても安いはず。
— 本条やすたけ (@yasutaketin) 2018年7月12日
Augurのテストネットで「Augurのメインネットがローンチ初日にハックされるか?」という予測市場が立っていて笑ってしまった
— tock203 (@tock203) 2018年7月11日
Augurのテストネット触ってるけどこれおもしろい!
でもメインネットはやる気起きないw— ロータス (@lotuskabu) 2018年7月11日
個人的にかなり応援してるAugurのメインネットがオープンしたらしい。ビットコインが下がる予測を立てとけば、リスクヘッジになるのかな!?https://t.co/BZCZ29Gz4c
— ケント(文系NEM推し (@giogiozone) 2018年7月10日
未来予想プラットフォームのAugurのメインネットがローンチしました。
実に三年以上の時間を要しました。
おめでとうございます!!! https://t.co/TXfT20C1tF— EthereumClassic JAPAN (@etcjapan) 2018年7月10日
メインネット開設を素直に喜んだり、面白いと評価する声が多い印象です。
また、ツイートにある「Augurのメインネットがローンチ初日にハックされるか?」というウィットに富んだ面白い予測も笑えてきますね。
メインネットのローンチまで長い時間を使ったAugurですが、今後の益々の発展に期待です!
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