仮想通貨に手を付けると、チャートの動きを見るだけで一喜一憂してしまいますよね。
ガチホを決め込んでる人でも値上がりや値下がりを目の当たりにすると動揺してしまうものですが、長く触っている人なら今月2日に起こった暴落にも涼しい顔をしていたんじゃないでしょうか
わたし自身、ビットコインが55万円に向かって謎の加速をしている中で急に下がってビビってしまい、リップル以外は利確しておきました。
大暴落というレベルではないのですが、今回全通貨が下がった理由は恐らくビットコインが暴落したからだと踏んでいます。
基本的に取引所ではBTC(ビットコイン)が基軸通貨になっていて、ビットコインの値下がりに牽引されて全通貨の価格が下がるという事になり、今回の原因は中国でICOを規制するという声明をだした事も大きく影響しています。
これまでとは違った点としては、中国だけではなく各国が規制に乗り出したという点も見逃せません。
暴落の理由
- 節目価格で利確者が増えた
- 狼狽売りの影響
- 根っこの原因は中国のIO規制発言
これらを踏まえて解説します。
韓国・中国でICOが規制されるのはぜか? 仮想通貨自体も禁止になるのか?
韓国と中国は、ICOによる資金調達を停止させるという発表をしています。 中国の場合は政府というよりは中国人民銀行ですが、中国人民銀行は日本でいうところの日銀と同じなのでこの影響がどれだけ大きいかなんとなく創造出来ると思います。
ICO規制の理由は、詐欺が多いからという簡潔な理由です。
詐欺目的で資金調達をされている状況であれば、政府として黙っていられないというのは当然の話ですが、ICO規制となると、仮想通貨市場の資金の流れが鈍くなるという見方があり、大暴落したということです。
ICOが規制であって仮想通貨が規制ではないのですが、トークンも仮想通貨なので、実際のところ「仮想通貨禁止」にかなり被る部分はありますが、ビットコイン・アルトコインは規制対象外というなんともややこしい事になっています。
尤も、中国人民銀行はリップルに興味があるみたいなので、文字通り完全に規制するというわけにもいかないのが実情なのでしょう。
中国はICOだけではなく、仮想通貨全体に対して中国元に戻素つもりなのではないかと思います。
韓国マネーや中国マネーが仮想通貨に流れなくなると、仮想通貨市場の縮小は避けられないかもしれません。
ICO規制から後に、他の新しい規制が来なければ中国マネーの力でまた盛り上がる事も十分に考えられます。
中国の取引所閉鎖はフェイクニュース?ガセネタの可能性は?
9月8日中国取引所閉鎖というニュースが出回っていて、これが大暴落の最大の理由なのですが、今回更に問題視されているのが中国の全ての取引所が閉鎖という噂です。
仮想通貨市場はとにかく中国での取引が活発で、マイニングにしろ取引にしろ中国が牽引していた部分が大きいので、チャイナマネーが仮想通貨市場から消えるとなれば規模が縮小する事は避けられません。
なので、噂がもし正しかった場合は一気に値崩れが起きる可能性があります。
しかし、中国は実利を取る国でもあるので、市場を操作する為にフェイクニュース・ミスリードという可能性もあるので、全ての取引所閉鎖もその類という可能性も捨てられません。
現状、中国大手の取引所「BTCChina」に関しては閉鎖をしないというツイートこそありましたが、9月15日からの新規ユーザー登録の拒否、9月30日で取引停止はほぼ間違いないだろうという状況です。
日本では売りは続いているけど、反転するとはおもうので、前向きに考えれば最高の買い場が出来たと思えます。
もう何ヶ月かに一回は「暗号通貨は終わり」というフレーズを聞いてはいるものの、その度最高値を更新していますからね。 何回終われば気が済むのでしょうか?
ビットコインの今後はいつ暴落?
前は年単位に一度の事件で暴落というペースだったにも関わらず、今は数カ月に一回の暴落を経て月一回の暴落みたいなペースで通貨が暴落しています。
そんな暴落のインターバルが短くなりつつも最高値を更新し続けているのは素直にすごいと思いますし、投資する価値があるという物です。
しかし、その逆で連日高値を更新し続けて歯止めが効いていない状況になったら危ないと思った方がいい気もします。
9月8日は中国のICO規制で大暴落、さらに節目の価格になると一度利確をする人も多く、直近では55万円が節目の価格でしたね。
面白い事に売るタイミングというのはある程度同じ考えの人が多くて大暴落するように見えてしまいますが、実際は利確売りを暴落と勘違いしての狼狽売りが重なって起こっているというケースは多いです。
ビットコインの暴落は次は60~65くらいではないでしょうか? 勿論そんなのを無視して連日の伸びを見せて100万までいったら~とか考えている人もいるかもしれませんが、ある程度のところで利確する事は保険にもつながるのでお勧めします。
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