2016年末辺りからHYIPと呼ばれる高利回り投資案件の事で、「High Yield Investment Program」の略称です。
特徴はとにもかくにもその日利の高さにあり、日利というとあまり馴染みの無い単語ではありますが、月利が月に発生する利息である事に対して、1日毎に発生する利息の事を日利と呼びます。
HYIPと呼ばれる投資案件はその日利が高く、詐欺で有名だったD9クラブ日利10%という破格の利息を謳い集客を行っていました。
そんなHYIPと呼ばれる胡散臭い存在ですが、HYIPなのでは?と噂されたビットコイン建ての投資システムに「Trade Coin Club」という物があります。これはどういったものなのでしょうか?
Trade Coin Club(トレードコインクラブ)ってどんなシステム?
Trade Coin Club(TCC)は投資額によって3段階のランク付をしています。
メモ
- ・~0.99BTC : Apprentice
- ・1~4.99BTC : Trade
- ・5BTC~ : Senior Trade
この様になっており、契約は4カ月を1サイクルとしてApprenticeのみが2サイクル、それ以外が3サイクルになっています。
投資はビットコイン建てで行い、日利は投資額のおよそ1%前後、配当は日本時間に置き換えて火曜から土曜までの五日間、月間約20回の配当が来る計算になりますが、1カ月で約10%程の配当です。
基本的には延々とTCCにBitcoinを預け続けて配当をもらうという形になります。
トレードはAIを利用した自動トレードなので、人とは違い秒単位の細かいトレードを駆使する事が可能であり、またAIが学習をする事でより正確なトレードが可能になる為、時間が経てば経つほどロスカットをする事が無くなります。
というAIですが、実際のところ稼働当初から配当が無かった日は無く、これまで安定した配当をユーザーに還元し続けています。
結局HYIPとは違うの?
TCCは他のHYIP案件と異なり、運営を続ける為の手数料を明確にしています。
登録手数料
登録料:0.05BTC
最低投資額:0.01BTC
つまり合計0.06BTCから始める事が可能で、内容に納得できたら追加で投資が可能というわけですね!
大きく稼ぐにはTradeランクからになりますが、増資によるランクアップは可能なので、とりあえず登録しておいて、後から増資という流れがスマートであると言えます。
トレード配当手数料
トレードによる配当に対して25%の手数料を支払う必要がありますが、これは1サイクル毎に総利益から天引きとなります。
ただしこれは最初だけ支払う手数料であり、2サイクル目からは日々の配当から自動で25%の手数料が引かれます。
元々は各サイクルの最後に総利益からの天引きだったみたいですが、そのシステムだと直前で解約し、手数料の支払いを逃れるユーザーが多かったみたいで、配当からの天引きという形に変わったみたいです。
月会費
利益が0.25BTCを超えた月から発生する手数料で、
- Apprentice:0.015BTC
- Trade:0.03BTC
- Senior Trade:0.045BTC
この様になっており、稼げなければ月会費はもらわないけど、稼げたら月会費を納めるというシステムです。
自動更新時
投資金額の5倍を稼いだ時点で、総投資金とう同額が引き落としになりますが、これは言ってみれば稼ぎすぎを防いでTCCの利益を守る為の必要なプロセスです。
これらの手数料がある事から分かる通り、TCC側がどの様な形で利益を得るのかが明確になっているところがポイントです。
通常のHYIP案件では胴元がどの様な形で利益を得るのかが明確になっていない事から、目先の利息に飛びつきがちですが、一件高く見える各種手数料も裏を返せばユーザーの取り分とTCC側の取り分が明確になる事でトラブルを避ける事が可能というわけですね。
その甲斐もあり、TCCはさしたるトラブルを起こすことなく、今年1月末に運営1年を迎える事が出来ました。
結局TCCはお得なのか?
見ての通りTCCは手数料の種類が多く稼げるのか疑問に思ってしまうところですが、結果から言うとTCCはTradeランクからが本領で、Apprenticeでは大して稼ぐ事は出来ません。
Seniorで運用して手数料を払っても140~200%程になるので、やるなら1BTCから参入する事がオススメです。
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