Verge(ヴァージ)は、Torとi2Pというプライバシー保護の為のネットワークを採用した匿名性の高い通貨です。
通貨単位はXVG(ヴァージ)です。
Vergeの特徴
Vergeには
1:匿名性
2:コミュニティが活発
3:送金が早い
4:複数のウォレットをダウンロード可能
という4つの特徴が存在します。
特徴1 匿名性
Vergeは、Torやi2Pと言った匿名性のネットワークを利用しています。
ユーザーのIPを隠して追跡を不可能にしています。
更に、レイスプロトコルという技術を使い、ユーザーが取引情報を公開するかしないかを取引ごとに選択可能です。
Torやi2Pを利用している為、どちらを利用したとしても匿名性は確保されます。
このTorやi2Pが何なのか?という疑問が出てきますが、Torは接続経路を、i2Pはネットワークの始点と終点を匿名化する技術・ソフトウェアを併用して匿名化を確保しています。
特徴2 コミュニティが活発
Vergeは、仮想通貨で一般のICO等で資金を調達した物ではなく、Bitcoinと同じ様に開発・マーケティングはコミュニティメンバーでサポートされています。
コミュニティが活発なだけではなく、ラジオまであるみたいです。
日本でもVerge Japanというコミュニティが存在しており、メンバーが普及活動をしているみたいなので、一度チェックしてみてください。
@vergecurrencyJP
送金が早い
仮想通貨といえばビットコイン、というくらい名前を聞きますが、そのBitcoinの送金時間は最短で10分、しかし技術的な問題で最長で数日かかる事もあるわけですが、Vergeは平均取引時間は5秒です。
もっともこれはSPV(Simple Payment Verification)技術を使った場合ですが、使わなかった場合でも平均30秒で送金が可能です。
この5秒という時間はほとんど時間がかかっていないと言っても差し支えないほどの速さです。
更には、専用のウォレットを使用する事でメッセージを載せて送金したり、Twitterでチップを送る事も可能です。
特徴4 複数のウォレットに対応
Vergeは開発者の活動で活発なので、ユーザーに合わせた様々なウォレットが開発されており、これは公式サイトからダウンロードができます。
つい先日、11月15日、Verge Japanの公式ツイートで コアウォレット3.0ステージ1のリリースが発表されました。
Verge Electrumの文字が複数並んでいますが、Verge専用ウォレットです。
Verge ElectrumはVergeの特徴となる機能、つまり、送金スピード・匿名性・安全な利用環境を備えています。
ダウンロードはこちらから出来ます。
Vergeの将来性について
Vergeは決済通貨として普及させるように開発・コミュニティ全体で活動しています、
いくつかある匿名性仮想通貨の中では下位に位置していますが、宣伝という面では団結がすごいのでワンチャンスはあるかもしれません。
ただ、匿名性仮想通貨は犯罪やテロ資金、マネーロンダリングといったリスクが存在している為、何かしらの規制が施された場合、真っ先に影響を受ける可能性が高い事を理解しておきましょう。
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