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仮想通貨関連の詐欺といえばICO詐欺がトレンドになってしまいましたが、相対取引(交換業者を挟まない個人間取引)で1.9億円を詐取したとして、東京都新宿区北新宿4丁目、会社役員八木橋健太郎容疑者(32)ら男5人を詐欺の疑いで新たに逮捕し、全員が認めているという事です。
この事件は兵庫県の20代男性7名を既に逮捕していて、今回逮捕された八木橋容疑者が指示役との事です。
事件は昨年7月に東京都内の会社社長の40代男性にビットコインと現金2億円の交換を持ちかけ、644・1BTC(当時約1億9千万円)を仮想通貨口座に送らせて、このビットコインを横浜市内の交換業者に送って現金約1億7400万円と交換したというかなり手が込んでいたものです。
取引に際して八木橋容疑者を除いた4人が偽造した運転免許証を提示して換金を実施したとしています。
個人間でのやり取りと言えば、昨年赤坂で起こったビットコイン強奪未遂事件が真っ先に頭に浮かびましたが、多額の現金や仮想通貨が絡む場合は防衛策が課題になります。
今回の事件は仮想通貨の口座に送らせて現金を送らないという物ですが、対面で取引する際も必ずしも安全というわけではないという前例もあります。
防衛策は限られてくるとは思いますが、やはり手数料は取られても交換所を利用した方が安全というわけですね。
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