最近、社会的には仮想通貨よりもブロックチェーン技術が注目を浴びており、ブロックチェーン技術の将来性に関しては楽観視しても良いくらい、社会的に好印象な流れだと思います。
その一方でイマイチ印象が良くないのが仮想通貨で、以前は仮想通貨とブロックチェーンと言えばトンカツとキャベツの千切りの様な関係だったと思いますが、どうも二つで一つでは無くなっている印象です。
元々別の物を一つの存在に使用していたので当然と言えば当然ですけどね。
これまで、仮想通貨のリスクを評価・公表する機関が無く、文字通り無法地帯だった間はよほど浸かった人以外はビットコインとイーサリアム、ライトコインやXRPを除いてどれも同じだと考えていたのだと思います。
実際に仮想通貨の取引をしている人、発行している人・組織、更に目的といった部分を理解している人がほとんどいなかったことが、投資家を懐疑的にさせる要因であり、トレーダーの中には市場をある程度操作している人もいたかもしれません。
こうした事から、アメリカのワイス・レーティングは仮想通貨の格付けを開始しました。
ワイス・レーティングはシンプルな評価をしており、最高のAから最低のE-で、評価基準は仮想通貨の投資リスクと利益、テクノロジーとファンダメンタルズを考慮していて、発行者からの報酬を一切受け取っておらず、利益は情報を消費者や投資家等に販売して得た物が全てです。
そういった事からワイス・レーティングの格付けは信用出来るものとなっており、そのワイスが危険と評価している仮想通貨はコメット(Comet)、エクスパンス(Expanse)、マッチプール(Matchpool)、メガコイン(Megacoin)、ノヴァコイン(Novacoin)、クォーク(Quark)、Salu$の7種類です。
勿論格付けで危険と評されたからと言って必ずしもダメというわけではありませんが、低評価となった仮想通貨に対して慎重になれるので有益と言えるでしょう。
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