仮想通貨が誕生してもう何年にもなりますが、実際に通貨として利用している人はどれくらいいるでしょうか?
日本では正直正直少ないと思われます。モナコインが秋葉原で圧倒的な強さを持っているので、例外的にモナコインの利用者は多い事が予測できるものの、仮想通貨全体で見れば通貨としての利用者はまだまだ少ないと言えるでしょう。
そうなってくると今後仮想通貨が通貨として一般的になるかどうかが気になる所ですが、博報堂金融マーケティングプロジェクトは「仮想通貨」をテーマにした意識・実体調査を行い、発表しています。
その調査によると、約8割が「過疎通貨は一般的にはならない」という認識を持っていることが明らかになっていますが、実際日本では8割の人間が仮想通貨による支払い経験が無いという結果も出ている事からそもそも仮想通貨を利用して支払うという認識それ自体が無いのかもしれません。
更に面白い事に、仮想通貨の用途に関しては初期に参入した人程支払経験があり、後で参入した人ほど投資・投機、つまりお金儲けの為に参入した人が多いという結果になっています。
ここから分かる事は、初期に参入した人ほど新しいテクノロジーに興味を示し、それを活用する事に着目しており、比較的後に、例えば出川組と呼ばれる人達等は億り人という単語があった事から、仮想通貨を利用したお金稼ぎを知って参入したという事で、実用性やテクノロジーに興味というよりはお金を稼ぐ為に参入した、という具合に、そもそもの参入理由が違うのでしょう。
そうなってくると仮想通貨が決済手段になりうるのか?という点に関しては日本では決済手段にはならないかもしれません。
もっとも、既にRippleネットワークを導入している銀行がかなりいる事から、国際送金という点においては普及する可能性は高いです・・・と思ったのですが、既にリップルネットワークを取り入れたアプリを日本の銀行も作っているので、やっぱり仮想通貨を実用的にする事は、日本に限って言えばないかもしれませんね。
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