今更仮想通貨の魁のBitcoinを解説! そもそもブロックチェーンって何?

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仮想通貨ブログを始めてン日、とても今更感が漂いますが、今回は仮想通貨の魁となったBitcoinの解説をします!

それに伴い、仮想通貨の根幹技術の一つである「ブロックチェーン」も(ついでに)解説します。

Bitcoinって何?

インターネット上で発行される仮想通貨です。
世界で最初の仮想通貨でもあり、他の仮想通貨多少なりともBitcoinの技術を基にして作られている部分があるほど重要な存在で、買い物から投機の対象までと幅広い活躍をしています。

ただし「あくまでも仮想」通貨なので、現実の円やドルの様に実体がないのですが、専用の財布(ウォレット)があり、お金としての価値もあります。

現在では通貨としてよりは投機対象としての存在感が日に日に強まっていて、今後どこまで価値が上がるかも興味の一つとも言えます。

単位はBTCで、現在発行されている仮想通貨でBitcoin以外の総称が「アルトコイン」とされるほど、Bitcoinは特別な存在です。

また、時価総額では余裕のトップで、全仮想通貨の半分以上、もしくは半分以上を占めると言われるほどの圧倒的な存在感を持っており、今年は仮想通貨の認知度の向上から着々と保有者を増やしています。

Bitoinってそもそも何なの?

Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)という人が仮想通貨という考え方を論文にして2008年にインターネットに公開した物が始まりです。

思いっきり日本人名ではありますが本当に日本人なのか?という疑問も勿論ですが、これまで「自分がサトシナカモトだ!」と名乗り出た人もいますが、本当に本人なのか確定した事もなく、正体は謎に包まれています。

その論文を基に、仮想通貨を作ろうか!と、世界中のプログラマーが協力してビットコインプログラムを開発しました。
2008年に論文が発表されて、2009年1月3日に登場しました。
論文発表からわずか数カ月だったと言われていまう。

Bitcoin(ビットコイン)と現金の違い

「仮想」通貨なので実体はない

文字通りあくまでも「仮想」通貨なので、実態はありません。

しかし、通貨として機能はしており、一般的な銀行には預ける事は出来ず、ウォレットという専用の財布を利用します。

ウォレットは紙やオンライン上の物、ハードウォレットという実体のある物まで様々です。

国際通貨である

基本的に通貨は各国で発行されている物、例えば日本であれば円、アメリカではドルが一般的でありそれぞれの国で使用できますが、仮想通貨はどこかの銀行や組織、団体が発行しているものではないので、国によるコントロールは原則ありません。

各国で規制が無く、どの国でも受け入れ体制さえ作れば世界中どこでも同じように使えます
言ってみれば国際通貨としての機能もある事になります。

分散型ネットワーク

前述の通り、銀行・組織・団体が発行している物ではない為、中央によるコントロールが存在しません。ネットワークに参加している人たちが自主的に運用しています。
取引は24時間行われ、送金処理等もマイナーという人達の作業によって行われています。

発行上限

海外は分かりませんが、日本では紙幣は日本銀行、貨幣は政府が発行しています。
やるかどうかはさておき、やろうと思えばお金をどんどん発行する事が可能で、それこそ際限なく発行できます。

一方でビットコインは発行上限が2100万BTCまでと決まっています。

2017年時点で1600万ビットコインが流通しており、2141年までに4年毎の半減期を以て全てのBTCが流通します。

これからのビットコインの利用価値次第ではありますが、発行上限が決まっているBitcoinは価値が上がりやすい事が予想できます。

なんだか文字通りすごいBitcoin!でも気になる点も?

価格変動が激しい

Bitcoinの価格は年々上がっていますが、法定通貨ではない為国家による調整や保護が一切存在しません。

今でこそ上がってはいますが、過去に流出事件や他国の規制で価格を大きく下げる事もあり、最大で95%近く一気に値を下げた事もあります

法的な扱いが整備されていない

ビットコインをはじめとした仮想通貨は法整備がされていません
規制をした国はありますが、仮想通貨自体を失くしたというより、各国の取引所の閉鎖と言ったサービスを規制する方向でうごいています。

文字通りどんな法律で整備されるかが不透明な為、高額で取引されているBitcoinが数日で電子の藻屑になる可能性があります。

現状、Bitcoinは通貨としてより投機として魅力がある為、ビットコインに投資をする人が増えていますが、仮になにかあっても「投資は自己責任」という意識で挑まないといけません。

ブロックチェーンって何?仮想通貨の根幹技術を解説します

サトシナカモトはブロックチェーンという仕組みを考案しました。
このブロックチェーンは多分どの仮想通貨にも利用されており、このブロックチェーン技術無くしてBitcoinは誕生しなかったと思われます。

不可逆性

ブロックチェーンのブロックとは、取引データを格納するものです。
このブロックを一本の鎖(チェーン)で繋いでいきます。

鎖は一方向にしか結び付ける事は出来ないので、逆戻りは出来ません。
鎖につながれたデータを修正する場合、元に戻って修正する必要があります。

取引は一本の鎖に記録されていますが、どこか特定のサーバーに保管されているわけではなく、利用しているすべてのコンピューターに同じ鎖が保存されます。
そうなると、改ざんが難しく、仮に改ざんしたとしても別物になる為、簡単にバレてしまいます。

分散型システム

まず、一般的な銀行の場合は取引の中心に銀行が位置して管理しており、銀行の管理システムを通さないと相手に送金する事は出来ません。
これが中央集権型といわれるシステムです。

これに対して分差型システムというのは、誰かがサーバーを用意して管理するのではなく、不特定多数のコンピューターに分散して管理されます。

それら不特定のコンピューター全てを同時に破壊・操作しない限りハッキング等は実質不可能です。

管理者がいないからこそ全員で監視し合うシステムです。

マイニング・半減期

マイニングというのは、取引における記録を証明する作業で、取引を正確に記録するためには途方もない情報を計算する事になります。

この追記作業を一番初めに正確にやった人に報酬としてビットコインが支払われますが、問題点は高性能PCが必要な事、電気代がとてもかかること等があり、これらをクリアして利益が出るのであればやる価値があるとも言えます。

マイニングに関して忘れてはいけないのは半減期の存在です。

マイニングの報酬は4年毎に半分になっていきますが、次の半減期は東京オリンピックの開催と同じ2020年と言われています。
同じ作業をしてマイニング報酬が半分になっていくため、bitcoinの価格がもし下がったりしたらコストに見合わなくなる可能性もあります。

しかし、現状ビットコインは参入者が増えるほど希少性が上がるので、価格の上昇に関しては問題は無いと思われます。

Bitcoinはどうなる?

ビットコインは発行上限が2100万BTCと決まっている事、半減期があり、4年に1度マイニング報酬が半分になる事から、規制さえなければ価格の上昇の条件は問題なくクリアしていると思います。
ビットコインが登場して8年になりますが、マウントゴックスの様な大きな事件や規制等が無い間は順調に価格を上げています。

今後仮想通貨がより認知されて規制をされたとしても、使用出来る店舗が出てきている事、アップデートでより使いやすい仮想通貨になる可能性がある事を考えると、短期的には分からなくても長期的には上がるのではないでしょうか?

今後はさらにBitcoin争奪戦が激化しておくかもしれないので、値下がりがあれば思い切って買い溜めしたほうがいいかもしれませんね。

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