ここ最近主だったニュースに乏しかったライトコインですが、ここに来てAliant Payment Systemsがライトコイン財団の公式パートナーになりました。
今回、Aliant Payment Systemsはライトコイン財団の登録手続を完了させた、初めての公式決済パートナーとなり、同時にライトコインの正式な決済処理業者となります。
前述の通りここ最近はライトコインにとってニュースは少ない状況が続いており、一時的に急騰後、緩やかな下落傾向が続いていていた中での好材料となりました。
この提携自体に市場は大きく反応はしませんでしたが、ライトコインとしては事態の打開の為に欲しい好材料です。
Aliant Payment Systemsって何?
ところで「Aliant Payment Systems」とは何でしょうか?
Aliant Payment Systemsはフロリダ州を拠点に、アメリカのクレジットカード決済処理を提供している企業で、アメリカで15年活動しており、あらゆる企業と提携をしています。
世界中の電子取引やモバイルベンダーが様々な決済フォームの導入を可能にしたり、クレジットカード決済機器やATMといった支払技術の提供をしています。
その対象はイーコマースを手掛けているサービスだけでなく、スマート決済端末「Poynt」を利用した小売り向けの提供もしており、店頭での仮想通貨払いにまで対象を広げています。
既にBTCやETHでの支払いも可能にする技術を提供していますが、そこに新たにLTCが加わる事になります。
今回の提携でライトコインは値上がる?
こうなってくると価格に反映されるのでは?と期待をしてしまいますが、この発表によって価格に反映される事はありませんでした。
現段階でライトコインに限った話ではないものの2018年は仮想通貨にとっては盛り上がりに欠ける状況が続いていて、3月の1カ月間で-40%の下げ幅を記録していて、仮想通貨全体が大人しいとは言えアルトコインの中でも一際芳しくなかったと言えます。
ライトコインは現在約120ドル前後での取引になっていて、先月に215ドルだった時の半分に近いところまで落ちています。
今回の提携は決して悪いニュースではないのですが、仮想通貨全体が下落している状況なので、転換させるには大きな勢い・好材料が必要と言えます。
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