ボリンジャーバンドって何?
ボリンジャーバンドは、ジョン・ボリンジャー氏が開発した指標で、価格のほとんどが帯の中に収まる考えから価格の変動範囲を予測するテクニカル指標です。
移動平均線を中心として、外側へ±1σ、±2σ、±3σの計6本のラインが描けます。
*画像は俺たち株の初心者様から拝借しています
σはシグマと呼び、平均からどれくらいばらけているかを示す標準偏差で、各ライン内に価格がある確率は以下の通りです。
ボリンジャーバンド 確率
±1σ 68.27%
±2σ 95.45%
±3σ 99.73%
価格が±2σからはみ出す確率はたったの5%しかないので、一番大事なのは±2σとされています。
ボリンジャーバンドの使い方
ボリンジャーバンドをローソク足の関係性
・±2σを抜けた時
ローソク足が±2σを抜けた時は、買われ過ぎ・売られ過ぎの状態で、抜けた後は±2σの範囲内に戻ってくると予測できます。
ローソク足が±を抜けて買われ過ぎの時は売りサイン、-2σを抜けて売られ過ぎの時は買いサインと判断できます。
・±2ラインに沿って価格が動くとき(バンドウォーク)
ボリンジャーバンドの±2σのラインに沿って価格が上下している状態をバンドウォークと呼び、強いトレンドで買われ過ぎ・売られ過ぎの状態であり、どこかで大きな反発が来ることが予測可能で、売買のタイミングを見逃さないように注意が必要です。
ボリンジャーバンドの幅でトレンドを判断
ボリンジャーバンドには一定ではなく大小があり、買いや売り時を判断する基準になります。
・ボリンジャーバンドの幅が狭い時:スクイーズ
ボリンジャーバンドの幅が狭い時は値動きが小さくなっており、この状態をスクイーズと呼びます。
この時価格が上下しようとしている状態で、この後は上昇・下降問わず価格が大きく動く可能性があるので、初心者は何もせずに様子見する事が無難です。
・ボリンジャーバンドの幅が広くなる時:エクスパンション
ボリンジャーバンドが上下に大きく広がった時は強い上昇トレンドや下降トレンドを予測が可能で、これをエクスパンションと呼びます。
この場合は、移動平均線が下向きで、更にボリンジャーバンドが上下に大きく膨らんでいるので強い下降トレンドと判断が可能です。
ボリンジャーバンドの開きはじめを売り時・買い時のタイミングと頭に入れておきましょう。
ボリンジャーバンドに思う事
ボリンジャーバンドについて解説しましたが、チャートを見ているとボリンジャーバンドの動きをしている事が多く、ある程度の仕組みを理解していないとビットコインFXで稼ぐ事は難しいと感じました。
それくらい当たり前の様にボリンジャーバンドの動きをしている事が多いわけですね。
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