仮想通貨に対する評価と言えば細かい物や私的な物を含めれば多々あるものの、企業による正式な物は今年1月24日にWeiss Ratings社が行った仮想通貨の格付けが最初であると思います。当然格付けに納得いく人やいかない人、そもそもそんなものに興味がない我が道を行く人等がいるかと思いますが、今度はイギリス金融行為規制機構(FCA)による18/19年事業計画でFCA,財務省,イングランド銀行(BoE:中央銀行)は年内に仮想通貨のレビューを発表する計画としています。
金融大国イギリスがついに仮想通貨の評価に動き出すというわけですね。
金融大国イギリスは仮想通貨をどう見ている?
イギリス財務省は3月末に、仮想通貨技術の規制と促進方法を両立するため、BoEとFCA共同の仮想通貨の専門委員会を発足すると発表しました。
FCAは規制当局の承認を待つ必要はなく、独立してフィンテックイノベーションの試験が可能になり、それと同時にグローバルなフィンテック規制サンドボックスをリリースするとしています。
FCA確信プログラムの主要リストに仮想通貨も含まれており、イギリスにとっても仮想通貨の存在、ひいては技術は無視できるものではないということで、企業がICOや分散型台帳技術(DLT)といった技術の市場動向に対応できるよう支援するとしています。
FCAによれば仮想通貨は現時点では規制対象ではないものの、使用も出るやパッケージングをする事で規制範囲に含まれる事になる為、複雑になるとして先物や差金決済取引(CFD)、オプションといった仮想通貨デリバティブを扱う為のガイドラインを公開しているとしています。
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