トルコとアメリカの関係が悪化した事に伴いリラが暴落したのはつい先日の事なので覚えている人も多いかと思います。
今回の経済危機のきっかけとなったのは、2016年の軍事クーデターの際にアメリカ人牧師が関わっていたとして逮捕された事に端を発したわけですが、解放を求めるアメリカに対してトルコ側から快い返事が無かった事からアメリカが関税を増やすとしてリラの暴落に繋がりました。
トルコ最大の取引所では取引量が急増!
トルコでは前述の通りアメリカとの関係悪化が原因で経済危機を迎えようとしていますが、その中で盛況なのが仮想通貨取引で、トルコ最大の取引所である「Koinim」はビットコインの取引高が63%急増しています。
現在のトルコでは仮想通貨売買に関して一切規制されていない事もあり、今回の経済危機で仮想通貨取引を始める人も多く、仮想通貨ユーザーの大部分はトルコの経済、ひいては通貨危機に対して過敏になっています。
イスタンブールでビットコイン投資を行っているBitmovというユーザーは「仮想通貨による資産保有の方が安全」だと述べている等、リラの資産価値低下に沿って仮想通貨による資産の保護に動いているトルコ人は少なくないみたいです。
関税引き上げの項目は?
アメリカによる鉄鋼やアルミへの関税の引き上げへの懸念でリラは急落し、2018年最安値を更新しています。
このアメリ措置に対策が必要とされていますが、現状では有効な大差な対策が取れないとの事です。
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