App Storeやグーグル・プレイには日々様々なアプリが販売されていますが、中には有名アプリを思わせる様なフェイクが混じっている事もしばしばあります。
アプリの審査がどうなっているのか気になってしまうところですが、アンドロイドのアプリを配信している「グーグル・プレイ」に人気仮想通貨「Ethereum(イーサリアム)」の名前をそのままつけたアプリがリリースされました。
今回のアプリを発見したのは、スロバキアでマルウェアに関する研究を行っているルーカス・ステファンコ氏で、アプリは無料ではなく335ユーロ(4万3000円)で販売されていたとの事です。
説明文には「Just Ethereum(ただのイーサリアム)」、開発元に「Google Commerce Ltd」といった記載があり、騙す気があるのか無いのか分かりかねるものの、ダウンロード回数は100回以上となっていて、少なくとも100人はこのフェイクアプリで4万円を支払ったという事ですね。
グーグルでは7月末にリモートマイニング(クラウドマイニング)以外の仮想通貨マイニングアプリの販売を禁止していますが、無許可のアプリがストアに残り続けている実態がある為、グーグルは開発元に対して対応を求めています。
しかし、今回の「イーサリム」の様なスキャムアプリの様な事例が発生した事を考えると、今後グーグル側で新しい規制を設ける可能性もあるかもしれませんね。
コメントはまだありません