ビットコインキャッシュの誕生は失敗? ビットコイへの勝利は厳しい? さらにハードフォークブーム再び?

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ロジャー・バー氏と言えば2017年にビットコインからビットコインキャッシュへの乗り換えをした事で一部保有者からは顰蹙を買いました。
しかし、現在乗り換えた先のビットコインキャッシュに乗り換える保有者は少ないみたいです。

 

ビットコインキャッシュは商取引に利用されていない?

ブロックチェーンの分析を行っている会社「チェーンアリシス」によれば、ビットコインキャッシュは商取引の場でほとんど利用されていないという事が発覚しました。

世界の主要な仮想通貨決済サービスの支払い調査によれば、ビットコインキャッシュでの支払いは2018年5月に370万ドルで、2018年3月の1050万ドルから約3分の1にまで減少しています。

一方のビットコイン2017年9月に4億1200万ドル、2018年5月に6000万ドルで、約7分の1にまで減少していて、単純な減少率で言えばビットコインキャッシュをはるかに上回っています。

 

チェーンアリシスのエコノミストであるキム・グラウアー氏によると、「ビットコインキャッシュはユーザー数お保有者数もビットコインよりも少ない」と語る等、バー氏が乗り換えた後に行った投資は必ずしも効果を挙げているとは言い切れないみたいです。

 

ビットコインキャッシュの不調の裏で再びハードフォークブーム?

2017年は数多くのプロジェクトが出現した「ビットコインのハードフォーク」

ビットコインの価格に大きく影響を与えましたが、ビットコインの価格の話題の裏でハードフォークビジネスが再び表に出てきそうな分雰囲気があります。

 

これまでビットコインからハードフォークをした通貨では、ビットコインキャッシュやビットコインゴールド、更にはビットコインダイヤモンド等が有名です。
一方で全く日の目を見ていないフォーク通貨は

 

Bitcoin Platinum
Bitcoin Cash Plus
Bitcoin Silver
Bitcoin Uranium
Bitcoin God

 

等様々ですが、これらの通貨がこれから先、日の目を見るかどうかは完全に未知数となっています。

こうした「こいついつも分裂してんな」なノリが通用しそうなほど分裂したビットコインですが、これから更にハードフォークが実行される予定の通貨が6種類存在します。

 

bitcoin x2

Bitcoin X2はいくつかあるビットコインのハードフォーク中で一番注目されているフォーク通貨で、特徴はBitcoinのトランザクション速度の200倍近い速さです。

その他Bitcoin Prime、Bitcoin Air、Bitcoin Dollar、Bitcoin Zero、Bitcoin Hex等、続々とプロジェクトが立ち上がっています。

これらの中から第二のビットコインやビットコインキャッシュが誕生するかは現段階では未知数ですが、2017年同様ビットコインのハードフォークからまた盛り上がるといいですね!

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