昨年末のお祭り騒ぎが嘘の様に落ち着いている2018年の仮想通貨市場ですが、ICOに関しては2018年は2017年以上の盛り上がりを見せているみたいです。

1月から6月にかけてICOによって調達された資金は120億にものぼり、2017年は通年で70億ドルだった事を考えるとその規模の大きさが分かります。

ビットコインの価格はピークだった昨年末に比べて大幅に下落し、焼き払われた草コインの種類は数知れない状況となっていますが、ICOによる大きなリターンを期待して投資する投資家が後を絶たない状況です。

もっとも、昨今のICOはイーサリアムのブテリン氏に言わせると魂がこもった物ではなく、実際にICOによる資金調達を行ったブロックチェーンプロジェクトの多くが失敗、もしくは詐欺で終わる事も多い事が既に知られています。