9月13日は驚く程の急落っぷりを見せてくれた仮想通貨ですが、多分9月にちょいちょい起きた下落の中でも一番下がったんじゃないでしょうか?
過去に起きた大暴落に比べたら大したものではなかったとは思いますが、ほぼ全通貨が下がってしまったのだからホルダーさんからすれば面白い事ではないですね。
仮想通貨の急落・大暴落はなぜ起こった?
なんとなく大暴落とか調子にのって書いちゃいましたが、実際は言うほど大暴落でもないんですよね。
過去に起こった数回の地獄の様な大暴落に比べるとかなりマシだと思っています。そもそもマウントゴックス関連の時なんて95%下落という存続すら怪しくなるレベルでしたからね。
リップルが16円になった時でもがっちり握り続けたホルダーにとっては大した問題でもなかったですね。
では今回の急落は何が原因なのか?という話になりますが、最有力候補はJPモルガンの「ビットコインは詐欺」発言が原因とされています。
たしかに天下のJPモルガンの発言力は大きいとは思いますが、「ビットコインは詐欺」というのを文面通りに捉えてもよいか考える必要があります。
というのも、仮にビットコインが欲しい場合は高値よりは安値で買いたいもので、都合よく安値にならないかと思ってしまうもので、簡単に言えばJPモルガンの発言は価格を下げる為のポジショントークではないか?と思ってしまうわけです。
JPモルガン、下がったビットコインを爆買い
と、言ってる側から実はポジショントークでしたが明らかになってしまいましたね。
勿論急落の原因が中国の取引所閉鎖の可能性もあるわけですが、ポジショントークとおぼしき発言の後に下がったビットコインを爆買いしているところを抑えられてしまうと何とも言えませんね
JPモルガン、、、爆笑
ビットコインが詐欺ってゆーて値段無理やり下げて、自分安いとこでこーてますやん😱👯笑 pic.twitter.com/katTZaImzq— Y(blockchain) (@YBestbody17) September 16, 2017
ポジショントークって何?
今回の記事でやたらと使っている「ポジショントーク」ですが、FXや株をやって来た人であれば何度となく聞いた事がある単語だと思います。
意味は分かりやすく言うと、「自分が有利になる様に発言をして市場を操作する発言」です。
例えば、今回の場合は、「JPモルガンがビットコインを安く買う為に、ビットコインは詐欺だと世の中に発信して売りを加速させて価値の低下を引き起こし、安くなったところで買いだたく」というやり方です。
ポジショントークは影響力のある人や企業が行うほど効果が高く、今回はJPモルガンという誰でもしっている存在が発言をしたことで安くなったというわけですね。
「ビットコインを取引したらクビにする」とまで言ってるわけで売りが多くなるのは当然といえば当然でしょうし、今から仮想通貨の人気が更に上がると困る人もいるでしょう。
他の人の発言ならいざ知らず、JPモルガンのポジショントークで下落した事で狼狽売りした人もかなりいるでしょう。
そう考えるとJPモルガンの発言は効果は抜群です。
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