法人用ブロックチェーンを作る事は難しい事もあります。というのも、ブロックチェーン技術自体がとても新しいものであり、開発のインフラが確立も自動化もされていない状況だからです。
その為、開発者やベンチャー起業家は自分たちで制作する事に時間を取られるという現実があります。
そこで、インドのムンバイに拠点を置いているElemential(エレメンシャル)社は法人用ブロックチェーン制作の簡素化を実現すべく動きます。
エレメンシャル者のCEOであるRaunaq Vaisoha氏は、「ブロックチェーンに取り組み始めたとき、アプリケーションを作成しようとした際は毎回失敗しました」と自身の経験を話し、続けて「ブロックチェーン上でビジネス的な価値を作ろうとしている開発者として私たちは実際にリスクについて考えたり、プロトコルレベルで実際に自動化したりするといったことにあまりにも多くの時間を費やさなければなりませんでした」と続けます。
ブロックチェーン技術は画期的である一方で管理者の存在が無い為、プロセスの自動化が困難です。
そこで、エレメンシャル社はハドロンと呼ばれるノード・レベルのアオフトウェアとFNPという分散プロトコルを組み立てました。
FNPは意思決定の自動化を行う為に作られた物でもあり、それはまさしく風紀委員似た物があり、エレメンシャル社は更にハイパーレッジャー・ファブリックを利用している組織が、ハイパーレッジャー・ソウトゥースを使用している別の組織と接続する事を可能にするために、プライベートブロックチェーン間で機能するソリューションの作成を目指していて、パブリックブロックチェーンへと拡大する事も視野に入れています。
エレメンシャル社の目標はブロックチェーン・ネットワークを管理する事に対してリスクフリーにする事と、シームレス化にする事だとCTOのDukkipatty氏は述べており、これがブロックチェーン業界のワードプレスと呼ぶ所以です。
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