仮想通貨と言えばブロックチェーン!といった感じで、トンカツとキャベツの千切りみたいな二つで1セット扱いだったそれぞれですが、昨年からはブロックチェーンの技術の方が注目される事が増えています。
その最たるものが国際送金に力を入れているXRPなわけですが、調べてみると医療や金の売買、IoTだったり、保険サービスにまで応用出来るという事でもしかしたら2018年はブロックチェーン元年になってしまうんじゃないかとか思ってしまいます。
そんなブロックチェーンですが、「Hyperledger」というプロジェクトをご存知の方はいますか?
簡単に言えばブロックチェーン技術の進化を目指すオープンソース共同開発プロジェクトなのですが、このプロジェクトに14の団体・企業が新たに加わるというニュースが飛び込んできました。
今回はHyperledgerについてお話します。
Hyperledgerって何?BitcoinとかEthereumのブロックチェーンとどう違う?
ブロックチェーン技術の進化と書きましたが、実際には普及や様々な物に応用する事を目的にしているので、ブロックチェーンをより一般に広く浸透させて普及させるのが目的のプロジェクトと言って良いでしょう。
オープンソース、という文言が示す通り、世界中の様々な企業や団体、個人が協力して日々開発を行っています。
ブロックチェーン技術と言えばBitcoinやEthereumが有名ですが、これらとの大きな違いは、通貨が存在しない事です。
例えば、BitcoinではBitcoinが、Ethereumではetherといった通貨単位が存在していますが、Hyperledgerには存在しておらずあくまでも技術革新の為の技術基盤として誰でも活用できるようにされています。 AppleのiOSとGoogleのAndroidみたいな関係と言えばイメージしやすいでしょうか?
2018年4月現在活動が進んでいるブロックチェーンプラットフォーム開発プロジェクトはアメリカIBM主導の「Hyperledger fabric」、Intel Corporationが推し進める「Hyperledger Sawtooth」等があります。興味のある方は見てみると面白いかもしれませんね。
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