タイのバンコクを拠点に運営しているOmiseホールディングス(オミセHD)が、韓国クレジットカード発行会社である新韓カードと金融テクノロジーを組み合わせたフィンテックで協力する覚書をかわしました。
Omiseが持つ金融のノウハウを活用して新事業の展開を狙います。
オミセHDと言えば、Omise GOという仮想通貨を発行しているグループ会社もありますが(むしろそっちの方が有名かもしれませんが)、新韓カードとブロックチェーン分野での連携を決めています。
Omiseと新韓国カードの提携でどうなる?
ジョセフ・ヨン氏は今回の覚書について次の様にツイートしています。
Shinhan is the second biggest bank in South Korea that started to provide banking services to cryptocurrency exchanges when the country’s largest bank denied them.
This is huge for OmiseGo and I believe for the entire Ethereum community.https://t.co/gzzKsNPfVk
— Joseph Young (@iamjosephyoung) 2018年4月6日
要約すると、
「新韓カードは韓国で2番目の銀行で、トップの銀行が提携を拒否したにも関わらず新韓カードが提携した事はOmiseGOトイーサリアム全体にとって大きな出来事だ」
と言ってるわけですが、プレスリリースによると、今後は提携によってOmise GOとの連携でカードの決済やモバイルアプリ等のデジタルサービスの強化を図り、東南アジアや日本絵への進出を加速していくとしています。
Omiseの創業者でCEOでもある長谷川氏はプレスリリース内で
OmiseとOmiseaGOは分散型経済を促進するプラットフォームを生み出すという最終目標を持って、デジタルバリューのグローバルな動きに変革をもたらすために努力している。プラズマアーキテクチャを利用したOMGプラットフォームは、イーサリアムと連携したパブリックネットワークとして構成されている。(OmiseGOの)SDKウォレットの第1段階は最近リリースされ、誰でも使うことができる。ビジネスの一環としてオンラインのアセット取引を必要とする人のために、OMGネットワークへのシームレスな接続を容易にしたい
と述べています。
コメントはまだありません