JPモルガンと言えば、ビットコインは詐欺だから手を付けた社員をクビにすると言いつつ、下落したら購入した事でポジショントークが板についたわけですが、JPモルガンのブロックチェーンセンター・オブ・エクセレンス(BCOE)でプログラムを主導していたアンバー・バルデ氏が独立の為に退社した事がロイター通信によって報道されまいた。
バルデ氏はJPモルガンを退社するにあたってはtwitterにて報告をしていますが、それ以上に関しては言及しておらず、立ち上げるベンチャーが何をするのかすら情報を出していません。
¯\_(ツ)_/¯ https://t.co/5y02V30p2x
— Amber (@AmberBaldet) 2018年4月3日
JPモルガンではスマートコントラクト・プラットフォームのクォーラム(Quorum)の開発を主導してきた人物であり、JPモルガンのブロックチェーン開発の中心人物であったので、ブロックチェーンの技術を開発するベンチャーではないか?という憶測を呼んでいます。
バルデ氏がJPモルガンを退社するだけでニュースになっている事から、JPモルガン側にとっても非常に重要な人材であったことが伺え、JPモルガン広報担当も
「アンバーが辞めてしまうのは本当に惜しい。彼女は非常に才能に溢れており、現在当社が持つ素晴らしいチームの構築に尽力してくれたからである。本音では残留してほしい気持ちもあるが、我々は彼女の意思を優先するし、彼女の今後の成功を心から願っている」
とコメントしている通り、どれだけ影響力があるのかが分かると思います。
バルデ氏の後任はBCOEのシニアプロダクトマネージャーであり、バルデ氏とBCOEとその立ち上げ当初から共に働いてるクリスティン・モイ氏が務める事になっていますが、バルデ氏の今後と共にJPモルガンのブロックチェーン開発がどうなっていくのかも注目です。
コメントはまだありません