Augurはイーサリアムブロックチェーンを分散型予測市場を提供するプラットフォームです。
プラットフォーム名をAugur、その中で使う通貨をReputation(REP)といいます。
Augurでは、REPという通貨をかけて将来起こる事を予測、当たればREPを報酬として獲得し、外れたらREPを募集されるというシステムです。
言っていればギャンブルですね。
分散型予測市場は集中予測型市場の反対ですが、集中予測型というのは分かりやすくいれば「胴元がいるギャンブル」、例えば競馬やパチンコ・スロットの様な物で、分散型というのはその逆で胴元のいないプラットフォームです。
分散型予測市場は仲間内で麻雀やポーカーをする様な物をブロックチェーン上で行う物と考えれば間違いではないです。
Augurの特徴
将来起こる事を予測する
Augurは将来の出来事を全員で予測する事で正確に未来を予測しよう、というもので、正確な予測にREPを付与する事で、未来の予測がより正確になる、との事です。
取引・契約情報をブロックチェーン上に記録しREPのやり取りが可能
Augurは将来の出来事の予想に関して、条件や記録、オッズ、かけ金を預かり、予想した出来事の判定、分配金の決め事をブロックチェーンに記録する事が出来ます。
スマートコントラクトを「予測」に応用したプラットフォームです。
公平な予測が可能
Augurは将来の出来事を予測とは言いますが、やる事はギャンブルと変わりません。
一般的なギャンブルは胴元がいる為、かけ金が胴元の利益になり、配当が減る可能性もありますが、Augurは胴元がいない為
Augurの将来は?
将来の出来事を予測して、当たれば配当を得るシステムのAugurはある意味ギャンブルではある物の、様々な方面で影響を与えるかもしれません。
例えば証券アナリストは将来の株価を予測するある種の「プロフェッショナル」の独壇場でした。
しかし、Augurの基の考えとなっている「群衆の叡智」という考えでは、特定の個人が導き出した未来よりも平均的な未来の予測はの方が正確であるとしています。
つまり、Augurの普及でわたし達一般人が互いの智慧を出した予測はプロよりもより正確である事から、特定のプロフェッショナルよりも正確な未来予測が可能になるという事です。
日本では現在ギャンブルが禁止されているのでAugureの普及が可能かは未知数ですが、ギャンブルが認められたらとても面白い事になると思います。
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