ゲームと言えばPS4やXbox、NintendoSwitchの様な据え置き機、Nintendo3DSやPSVitaの様な携帯ゲーム機等がありますが、近年台頭しているのはValveが提供している「Steam」というゲーム配信用のオンラインプラットフォームです。
Steamでは一般的に販売されているゲームだけではなくインディーズゲームも豊富でここ数年で一気に利用者を拡大していますが、2018年3月に配信開始となったプラットフォーマー「Abstractism」が、プレイヤーのコンピューターを利用して仮想通貨のマイニングを行うマルウェアを仕込んだ可能性について海外で報じられています。
ユーザーの報告によればトロイの木馬が検出されているとの事です。
現在ストアへのアクセスが出来なくなっていますが、コミュニティーマーケットでは今回問題となったゲーム「Team Fortress 2」のアイテムが確認できます。
steamではPCで様々なゲームがプレイ可能になるプラットフォームである事からマルウェアを仕込むには最適な環境とも言えると思います。
日本ではゲームが「子供の遊び」と扱われがちではありますが、世界では娯楽として認められている事もあり、老若男女親しまれています。
今回Steamでマルウェアが見つかった事を端緒に、ゲーマーをターゲットにしたマルウェア被害は拡大する事が予想出来るので、プラットフォーム側だけではなく、自己防衛も重要になってきますね。
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