事件
次から次へと新しい不正マイニングの手口が出てきますが、今度はインターネットの回線に利用するルーターを悪用したマルウェアの被害が拡大中です。
Trustwaveという調査会社によると、MicroTik社製のルーターをターゲットとしたマルウェアが拡散していて、現在までに20万台以上のデバイスへの感染があるとしています。
このマルウェアの特徴として、個人情報を盗み出す事がないという点があります。
とりあえずそこは良かった(?)ものの、プロセッサに過度の負担をかける為、かなりの発熱を引き起こします。
そういった事からマルウェアに感染したルーターは速度が極端に低下して、動作不能になる事もあり得ます。
従来のスマホやPCをターゲットにしたマルウェアでも発熱する事は確認されており、ルーターは基本的に目立たないところに置くケースが多い事から、火災の原因になる事があります。
既にマルウェアへの感染を防ぐパッチは配布されている為、MicroTik社のルーターを利用している人は早めにパッチをインストールしておくと良いでしょう。
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