現在世界では次世代の革新技術であるブロックチェーンと、大きな経済効果をもたらす仮想通貨の企業を巡って盛大な誘致合戦を行っています。
マイニングであれば電力、ブロックチェーンや仮想通貨事業であれば該当国・地域の規制が重視されていて、各々の企業が世界中に散らばっているわけですが、ここにきて韓国の済州島のウォン・ヒリョン知事が、仮想通貨カンファレンスで講演し、済州島を「スイスのツーク市やシンガポールの様なブロックチェーンのハブにしたい」と語り、ロジャー・バー氏の会談に臨み強力を依頼しました。
ウォン氏が講演をしたのはフォビ・コリアが主催した「Huobi Carnival」で、ブロックチェーン技術を「韓国のインターネットプラットフォーム分野で力を発揮する最初で最後のチャンス」として、「ブロックチェーンのハブになれる」と語りました。
ロジャー・バー氏もフォビのカンファレンスに登壇しており、自身のスマホを利用して知事や関係者に対して100ドル分のBCHを送金するパフォーマンスをしました。
この様子はCoincast TVにて配信されています。
ウォン知事は済州島をクリプトバレーにすべくバー氏に協力を要請し、9月に改めて協議する事を持ち掛け、対するバー氏も協力の要請に応じる姿勢を見せています。
アジアと言えば中国の杭州やフィリピンがカガヤン経済特区が盛況となっていますが、新しく韓国が仮想通貨・ブロックチェーン企業にとってのハブとなった場合、さらに競争が激化する事が予想できます。
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