メキシコというとどんなイメージがありますか?
恐らく僕と同じ世代でネットが好きな人は血で血を洗う、探そうと思えばあっさりグロ画像が見つかる修羅の国みたいなのを連想すると思います。
ネットをそれほどガッツリやらない人ならサムネイルの様な陽気そうな男性が楽器を持つ様なイメージを持っている人もいるでしょう。
そんなメキシコですが、実は最近フィンテックの波が訪れているとの事です。
メキシコの銀行口座保有率は低い
それほど昔の話ではなくむしろ最近の話になりますが、アマゾンがメキシコで初のデビットカードサービスである「アマゾン・リチャージャブル」を開始しました。
通常のデビットカードと言えば銀行の預金額までしか利用できないタイプのクレジットカードの事を指しますが、アマゾン・リチャージャブルはコンビニで現金をチャージする日本で言えばスイカとかパスモといった電子マネーみたいなものです。
意外かもしれませんが、日本の様に国民の大部分が自分の口座を持っているというのは実は少数派で、メキシコの様に銀行口座やクレジットカードを持っていない人が当たり前の様にいる国の方が多かったりします。
銀行口座やクレジットカードの普及率の低さは1994年に起こったメキシコの金融危機、通称テキーラ危機が原因となっています。
政府もフィンテックを支援
メキシコ、もっと言えば南米で一番大きなシェアを持つeコマース企業は「メルカドリブレ」で、次点でアマゾンとなっていますが、両社が参入しているメキシコのフィンテック市場は盛り上がっており、2016年~2017年の間にフィンテック企業が50%の増加を見せています。
それを後押しするように、メキシコ下院ではフィンテック企業を規制する法案が2018年3月に可決しています。
規制といっても、中身はフィンテック企業の競争の促進、消費者保護、金融システムの安定化を目的にしたもので、この法案が可決した事でフィンテックサービスの提供と受ける為の土台が出来たと言えます。
元々市場としては魅力的であったことも踏まえて今後は更に大きく盛り上がっていくことが予想されています。
外国企業も参入が可能なメキシコフィンテック
アマゾンの様に海外企業がメキシコに参入していますが、資力が多くないスタートアップがメキシコへの参入を支援する企業も存在します。
Startupbootcamp FinTech社は、世界のスペイン語を公用語とする都市やマイアミを訪れて、メキシコで事業を展開する企業を10社選び、資金・拠点等の支援を行い、ラテンアメリカでのビジネス展開する機会の提供を行っています。
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